歯をできるだけ削らず、抗生剤を使って病巣を無菌化する治療法
現在、多くの虫歯の治療は、細菌に侵された組織をすべて削り取る治療を行っております。この為、虫歯が深い場合など歯の中の神経をとらなければならない場合が多々あります
何種類かの抗生剤を使用し、細菌に侵されてしまった組織をすべて取り除くことなく無菌化させ、虫歯の進行を止め修復に入ります。ですから従来のようには大きく削る必要がありません(全く削らないという意味ではありません)
子供の治療や、麻酔がつかえない患者様には最適かもしれませんね
神経を取らなければいけないような歯もこの薬剤を使うことにより、取らなくてもすむ場合があります。また、根の先に膿がたまって抜かなければいけないような歯も保存できる場合があります
当院ではできるかぎり神経を取らず治療しています。ですがすべての歯にこの方法が使えるわけではありません。状態により使用できない場合もあります。また、抗生剤の効果がなく神経を取ることになる場合もあります